いよいよ本番州予選となりました。結果は残念ながらの敗退でしたが、十分に楽しめたと思います。
 テキサス中から集まったポケモンプレイヤーは、マスター100人強、シニア38人、ジュニア40人でした。大人が大半という人数構成。
 会場は、サンアントニオ市内のコミックショップ。150人が店内で余裕で試合で来てしまうのだから広い。
 予選は、スイスドローで6回戦、マスターのみ7回戦。決勝は、上位の8名(マスターは16名)が2試合先勝が勝ち進むトーナメント形式という構成です。ちなみに予選は1試合40分(長い)、決勝は無制限。

 試合の前にまずデッキチェックが審判によって行われます。行列に並び、審判にデッキとデッキシートを提出。日本語カードの場合は対訳票もデッキカードとあっているかが確認されます。フー太のデッキは、ほとんど日本語カードなので英訳は不可欠。審判団には、近所のジムの主催者であるポッター教授もいました。顔見知りが結構大勢いて気安く声をかけてくれるのでなんとなく安心した気分に。
 デッキチェックの時に審判に子供は英語が話せないこと、何らかの話が必要な時の通訳をやらせて欲しいことを申し出るとマスタージャッジから、公平性を維持するため出来るだけ他の人に通訳をやらせたい。この地区にマスターの日本語を話すプレイヤーが一人いるので、彼が試合中だけは親の通訳を認めるとの裁定。ありがたいお話。それにしても誰だ日本語を話すプレイヤーとは。

 試合前に待機していると、ジャッジに連れられた若い男性が登場。なんとセージンさんという日本人のハーフがいたのでした。これは驚き。日本人に久しぶり会えたと彼もうれしそうにしてくれて、息子の通訳も快く引き受けてくれました。

 予選は、5勝1敗で第4位の成績。これはまずまず。シュンリュー・メモとコースケパパのデッキを参考にして作ったゲンガー・デンリュウデッキはなかなかのものでした。ありがとうございます。クロバット→ポケターン→クロバット→シャドールームで無傷のネンドールやアグノムが沈むのはなかなか衝撃的だったようです。
 ところが、このまま勝ち進めると油断した決勝でなんと1回戦敗退。これはどうしたことか。相手は、キングドラ。自分でも散々使っていたカードなのに、どうも戦い方を間違えていた様子。2試合とも、やられてもやられてもゲンガーを立て直して立ち向かっていったらしい。「ドラゴンポンプ2発で(ゲンガーが)やられちゃうんだよと」。なぜ、デンリュウで戦わない!?2試合とも5-6、5-6で粘ったものの結局力尽きてしまいました。練習不足がこんなところで、結果に表れてしまいました。

 審判からは、言葉による会話ができないので、カードの該当箇所をまず叩け、相手がわからないようなら英訳表の該当部分を叩けとの指示。一言も言葉を発することなく合計8試合をそうやって戦ったフー太をとりあえずほめてあげることにしました。
 2回目のゴージャスボールを使おうとした相手がいて、その時は相手のトラッシュカラゴージャスボールを探し出して指で叩いたら、相手に伝わったそうです。私が一度呼ばれた時は、ラムパルドの相手がかたやぶりの後だと言って、シャドールームを受け付けないと言ってもめていました。身振りだけでは相手にも審判にも通じなかったようでした。
 初めての公式戦に問題なく参加できたのは、寛容だがフェアな精神を重んじる審判団と、言葉の問題を気にせずに試合をしてくれたジュニアたち、それに突然の通訳を引き受けてくれたセージンさんのおかげでした。
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